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執筆者の写真近藤 伸夫

現在、日本の85歳以上のうち約5割は認知症である

このタイトルは、角川新書から2020年1月に発売された池田清彦氏の「本当のことを言ってはいけない」という本のいわゆる腰巻に書かれたコピーです。池田氏は本のタイトルまでも編集者に任せる人だからこのコピーも出版社がつけたものに違いありません。本の中身にもこのような言葉は出ておらず、次の文章から推測して作られたものでしょう。

以下は本からの抜粋です。『認知症の割合は65歳から69歳までは約3%だったものが、年齢が5歳増すごとにほぼ2倍ずつ増加して、85歳から89歳までは40%、90歳から94歳までは60%、95歳以上は80%になる。』『高齢になるほど認知症の割合が増えるので、当然、超高齢社会の日本の全人口に対する認知症の割合はOECD加盟国一で、2017年の統計では2.33%であった。年金の財政が破綻することが分かっている政府は、平均寿命が100歳になるとウソをついて、高齢者を働かせようとしているけれど、認知症の人を働かせるのは難しい』・・・これ以上書くと、出版妨害になるのでやめておくが、まだ認知症になっていない私たちは自分も認知症になるであろうということを自覚し、その発症をなるべく遅くするように心がけ、また発症した場合の対応までも考えておく必要がある。現在の介護施策とシステムは、私の望むものではない。ただ、行政に任せるのではなく別の道を探りたいと思っている。(介護の実態は写真のようなものとは程遠い)



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