日本経済新聞には書籍の広告が多く載っているが、「健康になる技術」という書籍が目に留まったので購入してみました。9月には高齢者向けの講演が一本控えているので、そのときに新しい話題が提供できればいいと思ったのです。著者は医者でなくエビデンスや統計に基づいて書かれているというので大変期待しました。 まず読む箇所は「塩」のページです。塩分のとりすぎが死亡率を上げる要因第6位 食品に限れば1位・・など参考文献を基にいきなり書いておられます。塩が高血圧との関係個所においては ティベリオMフリゾリ1,ローランドEシュミーダー、トマシュ・グロジッキ、フランツ・H・メッセルリらの文献「塩分と高血圧:塩分を減らすことは努力する価値がありますか?」を引用して、高血圧には減塩ありきというスタンスから入っています。これは塩分摂取の多さと血圧が干渉しない人たちがいる事実をないことにしている非常に問題ある文章です。塩のことが書かれている章は「健康になるための『食事』の技術」ですが、その技術は薬味を多用するとか、塩の容器の穴を少なくするとか、汁物は全部飲まないとか、食塩のナトリウム一部をカリウムに置き換えた代替え塩を使うとかの今まで減塩の教科書に載っていたものばかり。減塩で健康になることは国もWHOも提唱していること。できれば減塩せずに健康になる技術を語って欲しかったですね。
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目標!!!ボケずに、ある程度健康で90歳!
いつまでも若々しく元気でいるためには、チャレンジしかありません。
施設に入ったらますます老いまっしぐら!! 将来介護施設に入所はしない。
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